【お仕事お悩み相談06】お客様にだけ人見知りしてしまう

※こちらは過去に募集していた「お仕事お悩み相談室」のアーカイブです。
現在、お悩み相談は受け付けておりません。

どうやら「隠れ人見知りピエロ型」らしい…！？

【相談内容】

メーカー営業から保険営業へ転職。一人立ちをして約半年経ちました。
主な業務は、お昼休みの時間に企業へお邪魔し、そこで働く皆さまにお声掛けして保険営業をすることです。

私は初対面でもあまり人見知りせず、すぐ打ち解けられます。
周りからも「人見知りしない、明るい元気、悩みがない」といった印象を持たれています。
そのため会社の中の人達とはかなり仲良くやっています。

ですが、いざ営業相手であるお客様の前となると人見知りしてしまいます。
(色々調べてみると「隠れ人見知りピエロ型」というものが近いな、と自分では感じています。)
当たり障りのない会話しかできず、肝心の保険の営業はほとんど進みません。
雑談はしたいけどこんなこと聞いていいのかな…などと考えてしまいます。

いつも自分自身を取り繕い、作り笑いを浮かべ、他人行儀に接してしまうため、なかなかお客様も心を開いてくれず…。
結果、成績が上がりません。
自社商品には自信を持っているのですが、上述のこともありなかなか伝わりません。

お客様に対してのみ起こる人見知りについて、どのように治したらいいと思いますか。
アドバイスお願いします。

【回答】

私が会社員だった頃、勤め先の職場にも保険営業の方が来ていたことを思い出しました。
お昼休みになると保険営業の方が2人やってきて、お菓子を配ったり、占いをしてくれたり、世間話をしてくれるのです。当時の私は「おおお…この手法、結構ハードル高そうだな…」と思っていました。

少しずつ打ち解けていき、仲良くなり、契約をいただくステップを義理（G）、人情（N）、プレゼント（P）の頭文字をとって「GNP手法」と言ったりします。

GNPで契約を取るためには、地道に通い、信頼関係を築き、ある意味断りにくい関係を築いていくため、ご相談者様のようにビジネスライクなお考えの方にとっては少々しんどいのではないかなと思うのです。（もちろんそういう営業方法を得意とする方もいると思いますので、GNP手法を否定しているわけではありません）

現在ご相談者様がお客様の前で当たり障りのない会話しかできないのは、保険の営業をするよりもまずは仲良くならないと！という意識があるからではないでしょうか。

社会人1～2年目のメーカー営業のときも人見知りがあったのかはわかりませんが、法人営業でも個人営業でも、大切なことは「お客様のお役に立つ商品を案内すること」です。今のお仕事に就かれて半年とのことですので営業トークもまさに今、身につけている最中かと思います。

「仲良くなろう」とは思わずに、「一般の人に分かりにくい保険商品を、自分の言葉で分かりやすく説明してみよう」と心がけてみてはいかがでしょうか。

保険のことを考える時間が限られている会社員にとって、職場に来てくれる保険の営業さんはありがたい存在だと思います。契約数が多くなれば自信も出てくるので、人見知りもなくなってくると思いますよ！

お客様のお悩みに寄り添えるようにがんばってくださいね！

まとめ

数をこなすことで自分らしい営業スタイルが見えてくるはず！必要とされているお仕事なのですからめげずにがんばってくださいね！