テレアポの攻略法として「フロント突破」という考え方があります。電話をかけて最初に対応してくださる方(フロント)をいかに突破するか…というノウハウなのですが、私は正直この「突破」という表現が好きではありません。なんだか壁を突き破れ!みたいな少々乱暴な印象がありますよね…。
フロントの方は事務職の方だったり、営業職の方だったりさまざま。共通して言えるのは「みなさん忙しいなか電話をとってくれている」ということ。ですので「よーし、今からフロントを突破してやる!」みたいな気持ちで臨んだところで相手を不快にさせてしまう可能性が高くなるような気がします。
私は「フロント突破」ではなく「フロント感謝」の気持ちでテレアポに臨んでいました。「伝え方、話し方」に工夫をするのはもちろんですが、さらに「敬う気持ち」を声に乗せるのです。
そしてもうひとつ大事なことは「メリットのある人間だ」と思ってもらうこと。「なんだか怪しい営業電話がきた」と思われてしまっては、決裁者に繋げてもらうことは難しいですよね。そのためにもトークスクリプト(テレアポの台本)をしっかり精査すること。どんなワードや表現を使えばフロントの方に響くのか、先輩や上司と相談しながら鉄板のトークスクリプトを仕上げていきましょう!