なぜ媚びてしまうのだろう…?
仕事でお客様や目上の人に媚びてしまった経験はありませんか?私は何度もあります。そして媚びた自分に対して嫌な気持ちになります。
媚びるについて意味を改めて調べてみると、以下のような内容になります。
- ①目上の人に気に入られるように振るまうこと
- ②相手の機嫌をとること
具体的には相手にごまをすったり、相手を大袈裟に褒めたり、過度に下手に出るなどがあります。なぜ人はこのような行動をしてしまうのでしょう?
媚びる理由を考えてみた
なぜ私はお客様に媚びていたのか改めて考えてみました。おそらく「媚びる→気に入られる→仕事をもらえる→売上増える」といった思惑があったのでしょう。
つまり媚びることは一見すると相手のための言動にも見えますが、「あなたの気分を良くする言動をするからその見返りにいい反応してね!」という意味も含んでいたのです。
つまり、結局自分の利益のため媚びていたのだと思います。
媚びることへのデメリット
しかし、自分の利益やメリットのためと思って行っていた「媚び」にはデメリットがあります。
①その場しのぎの言動が多く一貫性に欠けがち
②媚びる姿勢につけ込む人が出てくる(過度の値引き要求や横暴な態度など)
つまり信頼性に欠ける人間、なんでも言うことを聞く人間だと思われかねないのです。
こういう仕事の仕方って自分の首を絞めてしまいますし、だんだん苦しくなってしまうんですよね…。
仕事は「媚び」で取るものではなく「価値の交換」である
そもそもどんな仕事も「価値の交換」です。価値あるサービスを提供しお金という対価を得ています。お互い対等な立場を
目指すことで良い取引が生まれるのですから媚びる必要なんてまったくないのです。
媚びる姿勢をやめて、自分の仕事の価値を高めて提供していきたいなと思います。