お客様との距離が縮まる魔法の言葉




「ありがとうございます」は
人に感謝を伝える言葉ですが
お客様と話す際
クッション言葉として使う方も
多いのではないのでしょうか
感じの良い言葉ですが
使いすぎてしまうと…
ちょっとうさんくさい感じに
なりがちです
実は「ありがとう」以外でも
丁寧で感じが良くなる
言葉があります
しかもそれは
何度連呼しても
うさんくさくならず
相手に不快に
させません
それどころか
相手との距離が
どんどん縮まる
まさに魔法の言葉…!
それは「相手のお名前を呼ぶこと」です!
その昔「人を動かす」(1936年出版)
という有名な本を書いた
デール・カーネギー氏は
言いました
その人にとって
自分の名前は
最も好きな言葉である
つまり人は自分の名前を
呼びかけられると
その相手に対して
好感を持つのだそうです
それを応用して
クレーム対応の際に
相手の名前をたくさん呼びかけ
怒りを収める手法もあります
相手のお名前を呼びかけて
不快に思われることは
ほとんどないのだそうです
ただし名刺交換前に
相手のお名前を知っている
場合はご注意を!
たとえリストや名簿ですでに
名前を知っていたとしても
ご本人から名前を聞いてから
名前を呼ぶようにしましょう
名前の呼びかけは
『オンリーワンなあなたを
しっかり受け止めてます!』
という誠実なメッセージです
信頼関係を深めるためにも
積極的に名前を
呼びかけましょう

クッション言葉としても便利な「ありがとうございます」

お客様とやりとりする際、お客様からの質問などに対して「ありがとうございます」と返答することがあります。
「(興味を持って質問してくださり)ありがとうございます」という意味合いを持つ、クッション言葉の一つです。

商談の際にポジティブな流れを作ることができるため便利なのですが、多用しすぎると少しうさんくさい印象を与えることもありますよね。会話に変化をつけるためにも、代用できる言葉をいくつか用意することが大事です。

何度連呼しても不快にならない言葉

「ありがとうございます」の代わりに使える言葉があります。それは相手の名前を呼ぶことです。丁寧で感じが良くて、何度使用しても相手を不快にさせません。

自己啓発書の元祖である「人を動かす」の著書で有名なデール・カーネギー氏によると、「その人にとって自分の名前は最も好きな言葉である」と書かれています。商談時や雑談時、ときにはクレームがあったときでも、相手のお名前を呼ぶことで好印象を持たれることが多いのです。

ちなみに、ラジオショッピングなどでもショッパーの方がラジオパーソナリティの方と会話する際、これを多用しています。単なる商品説明にならず、ラジオパーソナリティの方を良い感じに巻き込みながら宣伝する様子は一聞の価値ありです。勉強になるのでぜひ聴いてみてください。

お名前を聞く前から連呼するのはNG!

営業職はテレアポリストや引き継ぎリストなどの顧客情報リストから、事前にお客様の名前を把握している場合があります。しかし、お客様から名前を聞く前から名前を呼ぶのはNGです。「なんで私の名前を知ってるの…?」と不快にさせてしまいます。

必ず自分の名を名乗ってからお客様の名前を伺い、それから名前を呼ぶように気をつけましょう。

名前の呼びかけは誠実なメッセージ

名前を呼びかけることはオンリーワンなあなたをしっかり受け止めているという誠実なメッセージです。
信頼関係を深めるためにも自然と会話に取り入れてみることをおすすめします!