新人営業にとって「成績」よりも大事なこと




私が新卒入社した時
同期が4人いて
それぞれ異なる部署に
配属された
同期はコミュ力があるし
なにより華があった
ソツなく仕事を覚え
順調そうに見えた
それに比べて私は…
「だーめだめ
だぁぁ…」
「初受注はなじみの美容室
2件目は毎晩夜中に通った
ファーストフード店
まさに
お情け受注オンリー!」
「何見てるの?」
「いや…同期のみんなの
売上がすごくて
自分と比べて
落ち込んでた
ところです」
「ふーん…
そりゃ
よかったな!!」
「へ!?なんにも
よくないですよね!?」
「最初から順調だと
自分の改善点が
見えにくいだろ」
「鼻は早めに
へし折られた方がいいぞ
治りも早いしな」
「歳とってからの
挫折はキツい!
立ち直れなくなる!」
「営業1年目は
成績よりも
「基礎固め」!!」
「でも
同期との差が…」
「落ち込め
そして考えろ
自分に何が
足りないかを
今は
そういう時間」
そう言われ
自分に足りないことに
必死になってたら
「苦手なテレアポ
克服じゃー!!」
いつの間にか
同期と比べることは
なくなっていた

「同期」は心強い存在だけれども…

「同期」は同じスタートラインで仕事を始める同志として心強い存在です。しかし、その一方で比べてしまいがちでもあります。

特に営業職は営業成績が数字として如実に表れるので「あの同期は成績がいいのに私は…」と比較して落ち込んでしまうこともあるんですよね。

そんなときに助言をくれたのが当時の上司である「主任」。
主任曰く「鼻は早めにへし折られた方がいいぞ、治りも早いしな」とのこと。

当時は「いやいや…鼻なんてへし折られたくないし、売上は悪いより良いほうが絶対いいでしょ」と思っていましたが、あとあと主任の言葉の意味を実感することに。

営業1年目は「基礎固めの時期」

営業1年目は成績よりも「基礎固めをしっかりする時期」なんですよね。売上成績が良いから基礎がしっかりしているかというと、そうでもないこともあります。まぐれだったりタイミングが良かったり、はたまた取引先との相性が良くて売上が上がる新人もいます。そういう人は基礎固めができないままになってしまい、あとあとつまづいてしまうこともよくあるのです。

中堅社員になってから基礎を固めるのはなかなか難しいものです。ある程度日々の仕事は忙しいし、後輩指導をする立場にもなっています。ふとしたことで挫折を経験すると立ち上がれなくなりそのままフェイドアウト…なんてこともあります。

自分に何が足らないのか考えて行動すること。わからないことはわからないままにせず先輩や上司に聞くこと。新人時代は同期と比べて落ち込む前にすべきことがたくさんあります。