キャッシュレス化といいつつもまだまだ出番のある「領収書」
昨今はキャッシュレス化がものすごい勢いで進んでいますね。しかし、ビジネスにおいては「集金」ニーズがある会社もまだまだ存在します。
その際、必要となるのが「領収書」です。「どのような書き方をしたらいいかわからない…」「収入印紙って何?」など、領収書の取り扱いに不安がある方はぜひ今回の記事を参考にされてみてください。
領収書は正式名称で、過不足なく記入する!
上記マンガの2枚目でもご紹介していますが、基本的に略称での記入はNGです。
(株)ではなく株式会社、(有)ではなく有限会社、22年ではなく2022年など略さずに書くことが必須です。
また、金額は改ざんされないようにする必要があります。金額が30,000円であれば左側には「¥」マークを、右側には「-」や「※」などを入れて金額の桁を増やされないようにする必要があります。
5万円以上の場合は「収入印紙&消印」が必須!
売上代金が5万円以上の場合は課税対象になりますので、収入印紙を使って「印紙税」を納める必要があります。
印紙税額は5万円以上100万円以下の場合は200円の収入印紙が必要です。200円の収入印紙ならコンビニや郵便局で買えます。
「収入印紙を貼る→消印する」この2ステップをして初めて納税完了となります。
領収書を書き損じた場合も慌てずに!
領収書を書き間違えてしまった場合、破って捨ててはいけません。大きくバツ印などを書き、ホッチキスで留めて、また次ページの領収書に正しく書き込みます。帰社後は領収書を管理している方(経理の方など)に書き損じた旨を報告しましょう。