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全てが優れていた同業他社の求人広告
改めて同業他社で掲載された求人広告を見てみると、訴求方法の差に愕然としました。求職者に寄り添った「心配り・安心感・ワクワク感」が詰まっている内容だったのです。
バックレを防ぐ対策①応募方法を履歴書にする
まず応募方法が「郵送での履歴書送付またはWEB履歴書送付」でした。履歴書は作成するのに手間がかかります。証明写真も用意しないといけません。手間がかかる分、求職者の本気度がわかります。
さらに履歴書には個人情報が記載されています。連絡先も住所も自分の顔写真も送っているわけですから、これならバックレしずらくなりますよね。
バックレを防ぐ対策②選考方法が具体的
応募してから採用までの流れが具体的なほど、求職者は今後の動き方がイメージしやすいです。いつ頃から入社できるのか、それとも入社日はこちらの事情を考慮してくれるのかなど、そういった配慮は求職者への安心感につながります。
逆に応募方法が「まずは電話ください」のみだと少し不安ですよね。電話した後、いつ頃面接して、いつ頃入社できるのか。曖昧な情報は不安が増しますし、バックレする人も出てきそうです。
バックレを防ぐ対策③採用者の想いや人柄が伝わる内容
採用する側の想いや人柄が伝わる求人広告は、広告効果を左右すると言っても過言ではないと思います。
「私たちはこんな想いで働いています」というアピールに共感してくれる求職者ほどマッチング率が高くなりますし、求職者へのメッセージはあたたかみが伝わり、バックレしようとは思いづらくなります。
いいなと思う求人広告をスクラップし始めた
それからの私は「いいな」と思う求人広告をスクラップしてファイリングするようになりました。キャッチコピーが素敵だ、ここの表現が良いなど、広告ひとつひとつを研究することで「求職者に寄り添った求人広告」とはどういうものなのかを考えるようになったのです…。つづく。