つい使ってしまいがちな「ご確認ください」に変化を!
ビジネスメールを送る際、文末を「ご確認ください」で締めくくりがちですよね。しかし、あらゆる用件に対してすべて「ご確認ください」でまとめてしまうのは、あまり親切ではありません。
メールを受けとった側が何かしらの返信やアクションを起こす必要がある場合、メール文末を具体的かつ丁寧な表現にすることで、受け手に伝わりやすくなり、アクションを促しやすくなります。
具体例①ご参考までにご一読いただけましたら幸いです。
「一読(いちどく)」とは一度読むこと。企画案や提案書など、返信は求めていないけど目を通してほしい際に便利な表現方法です。
具体例②ご査収くださいますようお願い申し上げます。
「査収」とはよく調べた上で受け取ること。見積書や請求書など受け手にも内容(金額)を確認してほしい際に使用します。
具体例③ご承認のほどよろしくお願いします。
「承認」とは内容が正しいと認めること。稟議書や契約書など受け手側に確認・承認・返信を求める際に使用します。
具体例④ご参照ください。
「参照」とは照らし合わせて参考にすること。外部URLを見てほしいときや、メール添付した参考資料を見てほしい際に便利な表現方法です。
メール表現ひとつで「伝わるメール」に!
ビジネスメールの文末ひとつとっても、ほんの少しの気遣いや受け手を思う表現方法によって、伝わりやすさが格段に変わります。今回ご紹介した以外にも表現方法はたくさんあるはずです。ぜひ模索してみてくださいね!