求人広告に載せる電話番号を間違えてしまった話④終




先程は原稿のご確認と
校了をいただき
ありがとうございました
お電話番号に
間違いがないか
最終原稿を見ながら
電話させて
頂いております
求人応募の際は
こちらの番号に
お電話する形で
よろしいでしょうか?
か…完璧だ…!
そのトークは完全に
マニュアル化されており
確認後は電話番号部分に
マーカーを引いていた
営業所では毎週300本近い
原稿が制作・進行する中
電話番号間違いの
トラブルは
まったく起きていなかったー
私は「コロンブスの卵」という
ある教訓を思い出した
その昔
大西洋航路を発見した
コロンブスに
「大陸発見なんて
誰でも
できるっしょ!」
そんなやっかみを
言う者もいた
するとコロンブスは
こう言った
「あなたはこのゆで卵を
平らなテーブルで
タテに立てられますか?」
「は?そんなこと
できるわけ
ないっしょ!」
「こうです」
「ほらね」
「は!?
そんなこと
誰でも
できるっしょ!」
「誰にできることでも
最初に実行し
成功するのは
難しいんですよ」
誰でもできることでも
最初にひらめき
実行するのは難しい
転職先の会社で
この一連のマニュアル化を
考えた人がいる
素晴らしいなと思った
このマニュアルのおかげで
校正ミスの恐怖から
ちょっぴり解放された
感じ…♡
しかし
携帯番号のトラウマは
その後もしばらく続き
ついあたふたして
しまうのであった……
おわり

転職先で出会った「校正ミス防止マニュアル」

私が転職した求人広告会社は、膨大な数の求人広告を毎週取り扱っていました。しかし校正ミスやトラブルなどはほとんどありませんでした。

なぜなら校正ミスを防ぐためのマニュアルが確立されていたからです。マンガでご紹介したのは電話番号ミスを防ぐマニュアルでしたが、その他あらゆるマニュアルによって校正ミス・トラブルを防いでいました。

新人からベテランまで全社員が同じ行動をとり、マニュアルによってミスを防止していく…そんな会社単位での仕組み作りに感動したのでした。

とはいえ本当に電話番号の間違いは恐ろしい…!今回の一件は私にとってトラウマになってしまい、その後も目が血走るくらいよく確認するようになったのでした…(いや、よく確認するのはいいことなんですけどね)

というわけで今回の営業失敗エピソードは以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!