「同期」は心強い存在だけれども…
「同期」は同じスタートラインで仕事を始める同志として心強い存在です。しかし、その一方で比べてしまいがちでもあります。
特に営業職は営業成績が数字として如実に表れるので「あの同期は成績がいいのに私は…」と比較して落ち込んでしまうこともあるんですよね。
そんなときに助言をくれたのが当時の上司である「主任」。
主任曰く「鼻は早めにへし折られた方がいいぞ、治りも早いしな」とのこと。
当時は「いやいや…鼻なんてへし折られたくないし、売上は悪いより良いほうが絶対いいでしょ」と思っていましたが、あとあと主任の言葉の意味を実感することに。
営業1年目は「基礎固めの時期」
営業1年目は成績よりも「基礎固めをしっかりする時期」なんですよね。売上成績が良いから基礎がしっかりしているかというと、そうでもないこともあります。まぐれだったりタイミングが良かったり、はたまた取引先との相性が良くて売上が上がる新人もいます。そういう人は基礎固めができないままになってしまい、あとあとつまづいてしまうこともよくあるのです。
中堅社員になってから基礎を固めるのはなかなか難しいものです。ある程度日々の仕事は忙しいし、後輩指導をする立場にもなっています。ふとしたことで挫折を経験すると立ち上がれなくなりそのままフェイドアウト…なんてこともあります。
自分に何が足らないのか考えて行動すること。わからないことはわからないままにせず先輩や上司に聞くこと。新人時代は同期と比べて落ち込む前にすべきことがたくさんあります。