「オープンクエスチョン」で雑談をスムーズにするコツ




求人広告会社に転職して
半年を過ぎた頃ーー
職場で孤立していた時期が
ありました
売上やお客様のことばかり
考えているうちに
職場の方と
距離ができてしまったのです
あるとき、他営業所の所長に
「職場での人間関係」について
悩みを打ち明けたところ…
「ふーんなるほどねぇ
ちなみにえりたさんは
営業所や客先で
「雑談」してる?」
「あまり…というか
ほとんどしてないです」
「まず雑談をしよう
くだらない話でいいの
仕事と関係なくていいの」
「雑談」をする大切さを
教えてくれたのです
しかし職場での雑談は難しい!
皆さん常に忙しいし
ふとしたときに声をかけても
あっSさん
そういえば
「○○○」って
お好きですか?
はい、好きですよ
ううっ
会話が続かない…
こんな感じで雑談下手な私は
割と苦戦しました…
そんなとき心理学の本で
「クローズド・クエスチョン」と
「オープン・クエスチョン」
という言葉を知りました
おおおお
これはもしや
雑談にも
活用できるのでは!?
「クローズド・クエスチョン」とは
「YES/NO」を導く質問のこと
「最近コーヒーに
ハマってる
そうですね?」
「はい」
「コーヒーおいしいですよね」
「はい」
「はい」か「いいえ」で
会話が終わってしまいます…(汗)
いっぽう
「オープン・クエスチョン」は
「YES/NO」以外の答えを
導く質問のこと
「最近コーヒーに
ハマってるそうですが
どんなコーヒーが
お好きなんですか?」
「コーヒーにはまった
きっかけは
あるんですか?」
5W1Hを意識した質問は
相手が自由に話しやすいので
会話が広がります
「実は豆から
挽いてるんだよね
先月喫茶店で
おいしいコーヒーに
出会ってさ」
「わかります!
豆から挽くコーヒーは
香りがたまりませんよね」
さらに共感することで
いい感じに雑談できるように
なりました
雑談に苦手意識がある方は
「オープン・クエスチョン」が
個人的にオススメ!
相手を知ろうとする姿勢が
良い人間関係にも繋がるのだと
思います

「雑談が苦手です」というお悩みメールをよくいただきます。

営業職の方でセールストークはスルスルと話せても、雑談となると何を話していいのか悩んでしまう…なんて方も多いのではないでしょうか。

そんなときにおすすめなのが「オープンクエスチョン」で相手を知ろうとすること。「YES/NO」以外の答えを導く質問手法で、相手が自由に話しやすく、会話が広がりやすくなります。

具体的には5W1H(What(何を)・Who(誰が)・Where(どこで)・When(いつ)・Why(なぜ)・How(どうやって))を意識した質問手法で、より相手の人となりを知ることができますし、相手を知ろうとする姿勢が良好な人間関係にもつながるはずです。

もちろん問い詰めるようにあれもこれも聞き出すのは禁物。あくまで「相手が気持ちよく話せる」ような状況にするのがポイントです。まずは家族が身近な人に「オープンクエスチョン」を使った雑談をして手応えを感じてみることをおすすめします。